Winners新聞広告部門

Grand Prixグランプリ

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東北芸術工科大学
矢印の詐欺師
特殊詐欺
須藤 丈翔

矢印を詐欺師に見立て、指示はまず左下と明記されているが、矢印は右下を示している。偽善者に偽り、高齢者や若者から情報や財産を奪う事件が多発している現代で、簡単に、誤った情報や甘い誘惑に惑わされず、その情報は正しく、安全な情報かを判断する癖を付けて欲しいという思いをコンセプトに作成した。

自分自身が広告を見たときに、まんまとひっかかってしまった。新聞広告でありながらインタラクティブ性がある。広告の定型(ビジュアル、キャッチフレーズ、ボディコピー)を崩して、大胆に他の作品とは違う見せ方をしている。この広告で疑似体験することで、自分が当事者になりかねない事をうまく指摘させている。

Semi Grand Prix準グランプリ

岡山県立大学
冷やし中華、つづけます
地球温暖化
平田 理華

地球温暖化によって四季のそれぞれの長さが変わっていることを知り、それによって季節の代名詞ともいえるようなものがなくなってしまうのではないかという危機感を伝えたいと思いこの作品を制作しました。

パッと見て面白いと感じた。温暖化については、よくあるテーマではあるが重い表現が多い中、身近なもので表現している。問題の解決策にはなっていないが、広告クリエイティブの力で気づかせることが出来ている広告。こういうユーモアがある表現は良い。細かい写真の演出から制作の背景が見えるのもよい。


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Special Award審査員特別賞

Award for Excellence優秀賞

Incentive Award奨励賞