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原寸大にしたときのインパクト。デザイン的に秀逸さが目立ち洗練されていて、広告としてまとまっている。文字のトリミングが絶妙。スマホを持ちながら歩いていない人がほとんどいない世の中で自分としても身につまされる。新聞としてのクリエイティブを考えるとピッタリ。パッと見て何を言いたいか分かりやすい。
やさしい目線を持っているテーマ性の良さ、デザイン性、アイデアの良さがある。二行程度の少ない黒い文字から逆に薄いグレーの文字の内容を読みたくなる。心がほっこりする素敵な作品。酔っ払いの不快な話しかと思いきや、人間に対する様々なイマジネーションを働かせようという切り口がとても良く、良い話しのギャップが面白い。
表現のチャレンジという面でユニークさがあって、大きなメタファーを使って落とし込んだという努力やチャレンジを評価したい。二度と忘れないような15段のダイナミックさを活かせるビジュアル。プロだったらここまで大胆なことはできなかったのかも?
凶器という言葉はなかなか広告では見ないので言葉としての強さを感じる。時代は変わっても常にある危険なのでACジャパンとして伝え続けていく必要がある。ささった。10代の事実に気づきがあった。
事故の警告ならもっと直接的でどぎつい表現もあるが上品に上手く表現している。デザイン力、センスの高さを感じた。危険をうまく伝えていて広告として上手く出来ている。自転車の事故が増えているなかでとても大事なテーマ。
昭和のノスタルジーを感じて好きな作品。解釈を読者に委ねるという事もクリエイティブの作法としてはアリだと思う。ヤングケアラーというと子どもがつらい表現になりがちだが、この作品はその切り口の上をいっている。ビジュアルもユニーク。