高齢者の運転免許の自主返納がなかなか進まない原因として、車がなければ移動が困難である地域の問題が挙げられます。当事者にとっては切実なこの問題のために、様々な活動をしていることを知って欲しいとの思いで制作されました。免許返納を求めるだけではなく助け合いを促すことで、高齢者の運転問題からさらに視点を変えて、よりよい社会への提言になっています。ビジュアルが共感を呼ぶ情緒的な写真は、さしずめ撮影賞といったところでしょうか。作り手のやさしさが伝わってくる作品です。
●制作:大阪芸術大学
●掲載メディア:新聞
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